宇部マテリアルズのPDP用保護膜関連技術
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プラズマディスプレイのプラズマによる発光部と表示電極の間には、電極をプラズマイオンから守る「保護層」が必要となります。
これには通常、電子を出しやすい特徴のある酸化マグネシウムが使用されています。
タテホ化学工業の単結晶電融マグネシアなどが代表例ですが、従来これは酸化マグネシウム材料を電子線蒸着法により、前面板ガラスに薄膜化させることで製造されています。
ただし酸化マグネシウムの蒸発速度が遅いという欠点がありました。
宇部マテリアルズは、気相法酸化マグネシウム粉末を原料として、微量の添加剤を加えて高温で焼結することにより、酸素原子とマグネシウム原子の結合を弱くすることに成功しました。
これにより、酸化マグネシウムは蒸発しやすくなり、実際に蒸着膜の厚さ(1ミクロン程度以下)にかかわらず蒸着時間を約半分に短縮させることを確認しました。
すでに特許を取得し、今後プラズマディスプレイパネルのメーカーに積極的に働きかけていくということです。
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